とりアート2019のご報告

2019年11月30日(土)12月1日(日)に行われた
♫鳥取県総合芸術文化祭とりアート2019西部地区イベント🎨


クリニカルアートのワークショップには定員を超えて、50名を超える方々にご参加いただき大変賑やかな会場となりました。
また、東京でご活躍中のジャズピアニスト松本哲平さん、輝空として山陰でご活躍中の山崎奈々子さんともコラボさせていただき、♫音×アート🎨のとても豪華な講座となりました🎄
生まれた作品がどれも素晴らしかったのは、もう言うまでもありません。
皆さんと心喜ぶ時間を過ごせて幸せでした🙏

<クリスマスプレート>
土曜日は、松本さんによる🎹クリスマスソングの生演奏から始まりました。
そこからクリスマスに抱くそれぞれのイメージを大事にして、ガラスのお皿に楽しく表現していきました。
毎瞬変化する作品が見ていても面白かったです。
BSSさんのテレビ取材やダラズFMさんの公開放送もありました。
持ち帰った素敵な作品たちが、家でどんな時間を作ってくれたのでしょうか。
想像するだけでも嬉しくなりますね。



<キャンドルホルダー>
日曜は、ピアノをパイプオルガンの音色に変えて、再び松本さんに弾いていただきました。
目を閉じて聴くと、広い大聖堂の真ん中に立って聴いているかのような感覚に。
それは心地よく、松本さんが言われた「音の中にいる感覚」という表現がぴったりでした。
パイプオルガンの音色のように音が上へ上がっていくイメージで、皆さんの筆がどんどん動いていきました。
後半🎹弾いてくださった山崎さんの音色は柔らかく、光が差すようでしたね。
また、今回は会場にいた臨床美術士それぞれのカラーがキラリと光る素敵な時間となりました。

講座にご参加いただいた皆様
松本哲平さん
山崎奈々子さん
臨床美術士
永見直子さん
森下希由子さん
小川沙織さん
守山亜紀さん
ゆうあちゃん
中村真智子さん
青江由希さん
ありがとうございました🙏✨

そして、今回は時間が限られましたが、私も他のアーティストさんたちとたくさん交流させていただきました。(写真が撮れず残念でした…)

朝倉民枝さんのデジタル絵本は、キャラクターが可愛くて、アプリを買って我が子とすぐにやりたくなりました。また、服飾デザイナー経験もある彼女の多彩な才能に惚れ惚れします。

糸崎公朗さんの展示は、小さいけれど大きな「フォトモ」の世界へ、見る人全てをぐぐっと引き込んでくれる楽しいものでした。ご本人のトークも軽快で楽しかったです。

朝倉弘平さんのカラフルで10mもの巨大なクジラ、今にも動き出しそうでしたね。
描いている子どもたちだけでなく大人たちも絵具だらけ、誰もが子ども心に戻って表現する姿が印象的でした。

松本哲平さんの、音粘土のワークショップには臨床美術士として急遽声かけのサポートに入らせていただき、私も子どもたちと一緒に楽しみました。
その後の美しい夕暮れと共に楽しむ松本さんのライブは心地よく、いつまでも聴いていたかったです。

とりアートの最後のイベントは、朝倉さんと松本さんが会話し合うかのようなライブペイント。
ピアノの音とアートの時間差があることは大変難しくもありましたが、結果的にそれが作品としての良きアクセントにもなっていました。面白かったです。

他にも、プロの演奏家による豪華な弦楽五重奏クラシックコンサート、子どもたちの元気なマーチングバンドと歌、ゴスペルオーブさん、米子子ども劇場さん、私もしたかったくさかんむりさんの楽しい絵本作りのワークショップ、外では美味しい屋台もありましたね。

参加者さんだけでなく、アーティストさんたちも互いに行き交い、笑い合い、交流し合う時間でした。
感動する時間を共有すると、あらゆる境界が一瞬で無くなる芸術の底力を感じました。
これも全てとりアート実行委員会・事務局の皆様、最後までサポートしてくださった多くのスタッフの皆さんが作り上げてくださった賜物。
当日までみんなで作り上げた共同制作、心喜んだ人たちで作り上げるからこそ、無条件に来られた方にもその喜びが伝わっていくのかな。

みんなで作る時間、いいですね。
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「楽しかった」の一言では到底表現しきれませんが、私の心にたくさんの色たちが広がった2日間でした。
この2日間が私にとってちょっと早いクリスマスプレゼントとなりました🎀
とりアートに関わる全ての方に心から感謝いたします🙏✨
ありがとうございました🎨