数字のかくれんぼ
鳥ト雲の井澤です*・
先月鳥ト雲チームが
鳥大医学部医学科の
授業のお手伝いをさせていただきました。
医学部医学科1年生106名が受講する
「ヒューマンコミュニケーション」
コミュニケーションを学ぶ、体験することを目的とした
鳥取県地域医療支援センターの紙本美菜子先生の授業です。
講座の中に臨床美術体験を入れてくださいました。
紙本先生は臨床美術士でもあり、私たちの会員さんでもあります
色鉛筆と画用紙を使って
「数字のかくれんぼ」というアートを行いました。
鑑賞会を通して自分と他の方の「良いところを具体的に言葉にして伝える」ということを学生さんに体験していただきました。
鳥ト雲チームは、アート制作の際の声掛けや、グループ鑑賞会のファシリテーターをさせていただきました。
学生さんたちの表現の豊さや、言葉にして伝えようとする前向きな姿勢が素晴らしかったです。
《学生さんの感想より》一部抜粋
↓
◯作品を他者からほめてもらえたことが非常にうれしかったです。
臨床美術と医療のかかわりについて考えたときに、美術の無限の可能性が多くの人を楽しませて、それが医療の中で患者さんやそのご家族の方に精神的な部分で良い影響を与えることができると思うと臨床美術は大切な医療の一環として考えられるなと思いました。
◯とてもリラックスして、心が落ち着く時間でした。
高校では勉強ばかりしていて、大学に入っても、慌ただしい毎日を送っていたため、このような自分らしさを出せるアートワークで、心穏やかな気持ちになることができました。
自分が好きなところや工夫したところを自分で認めることは、少し苦手だけれど、認めることで自分の作品がより好きになることができました。
◯鑑賞会では、自分が特に意識せずに描いた色使いや模様を褒められたので、とても嬉しく思いました。
色々な工夫や、十人十色の作品が見ることができて、新鮮な気持ちになりました。お互いがお互いの作品を認め合って、褒め合う空間がとても素敵な空間だと感じました。
鳥ト雲チームとして
打ち合わせから当日、振り返りまで
全てにおいて学びの多き機会となりました。
機会をいただいた
紙本美菜子さん
医学科の皆様
鳥ト雲チーム
福村さん、吉井さん、森下さん、山根さん
ありがとうございました。